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全数検査のメリット/デメリット【中国検品のポイント⑤】
なんでもかんでも全数検査をすれば良いというわけではありません。全数検査のメリットとデメリットを理解することで、より経営効率の高い検品が可能になります。 以下に全数検査のメリットとデメリットを解説します。 ■全数検査のメリット...
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抜取り検査のメリット/デメリット【中国検品のポイント④】
全数検査と抜き取り検査を比較した場合の、抜取り検査のメリットとデメリットを解説します。 ■抜取り検査の”メリット” AQL抜取り検査であれば全数検査に比べて「低コスト」且つ「短時間」でロット全体の品質バラツキを統計学的に推測することができるのが最も大きいなメリットです。...
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抜取り検査と全数検査【中国検品のポイント③】
検品の方法には大きく分けて「抜取り検査」と「全数検査」の二種類があります。 それぞれの検査手法を解説します。 ■抜取り検査 文字通りロット全体から一部を抜き取って検査を行います。 重要ポイントは「ロット全体の不良品バラツキを推測すること」であり、街頭アンケートなどで市場全体...
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誰が検品する?【中国検品のポイント①】
中国検品を行う方法はいくつかあります。 中国に行って自分で検品する。 現地パートナーに依頼する。 第三者検品会社に委託する。 1.中国に行って自分で検品する。 商品を仕入れる本人が納得できる品質かどうかを現地に行って自分の眼で確認する。これが最も良い方法であることは間違いあ...
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最終検品【量産立ち上げプロセス④】
PP(プリプロダクション)の検品、改善内容の話し合い、改善適用の確認モニタリングまでできれば、最後に最終検品を行いましょう。 量産中に確認済みなので改めて確認する必要はない、と考えるかもしれませんが、ミスや問題は予想しない場所に隠れているものです。...
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量産モニタリング【量産立ち上げプロセス③】
PP(プリプロダクション)で問題をあぶり出して、工場側と対策方法をしっかり話し合っても、実際の量産に対策が適用されなければ意味がありません。 量産の作業方法などが変更される場合は、開発部、品質管理部、生産管理部、製造部など様々な部門が関係してきます。...
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PP(プリプロダクション)を全数検査【量産立ち上げプロセス①】
新商品の初回量産はトラブルだらけです。 開発段階でどれだけ製品検証をしても、量産段階になるとまた新しい問題が発生するのが中国製造です。 問題が発生するのは仕方ないとして、最悪なのは量産がすべて終わってから発見される場合です。 ...
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「なんでもできる」は「なにもできない」
今はアリババ(Alibaba)などで簡単に中国サプライヤーを検索できる時代です。 似たようなサプライヤーがたくさん見つかるため、絞り込むのが難しい場合があります。 中国ではパブリックな筐体や基板が簡単に入手できます。 それらをプラモデル感覚で組み立てて販売しているサプライ...
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取説や箱データを勝手に変更
中国メーカーの既製品を仕入れる場合でも外箱カートンやギフトボックス、取扱説明書などは日本語化したり自社ブランド情報を入れるのが普通です。 これらのデータは日本側からAIなどで提供する必要があります。 「データをそのまま印刷するだけだから中国でも簡単」と思っていてはいけません...
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中国系リチウムイオンバッテリー企業の実態
スマホのバッテリーが燃えたなどで騒がれるリチウムイオンバッテリー。 今回は私が実際に見た中国系リチウムイオンバッテリーの実態を書きます。 中国系リチウムイオンバッテリーメーカーのなかには、BYDなどの大手企業もありますが、ほとんどは名も知られない中規模企業が作ったもので...
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日本で検品!は遅すぎます
「不安があるので日本の倉庫で全数検品します!」 中国取引を始めたばかりの人に多い日本到着後の検品。 検品するのは自由ですが、検品で見つかった不良品をどうするつもりでしょうか? 「もちろん中国メーカーに返す!」 と考えている人は、考えを改める必要があります。 ...
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優柔不断な人は相手にされない
中国人とビジネスをするときは即断即決が重要です。 スピードを重視する中国人にとって、即断即決ができない人は仕事ができない人と同じです。 話し合いの席で「本社に持ち帰ってからお返事します」などと言おうものなら、「判断ができない人=権限がない人=話をする意味がない人」と思わ...
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徹夜作業でさようなら
新製品の初回生産は大変です。 トラブル、不具合、修正、リワークなどで納期に影響が出てしまう場合も珍しくありません。 だからといって、罪のない作業員に徹夜の作業をさせるのは危険です。 ある新製品の初回生産のとき、設計に問題があり組立作業が非常に困難なことがありました。...
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製品検品【製品開発プロセス⑧】
製品が梱包まで完了したら、製品の抜き取り検査が必要です。 実際に製品を抜き取るときは、ロット全体からまんべんなく抜き取ることが大切ですが、一番最後に梱包された端数のカートンは必ず抜き取り検査対象にしましょう。 端数カートンには生産ラインに最後まで溜まっていた修理品が多く入っ...
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量産立会い【製品開発プロセス⑦】
量産時のトラブルには迅速な対応が必要です。 しかし、出荷直前の検品で問題が見つかっても「時すでに遅し」の場合があります。 そこで、組立作業のときに工場に訪問して、問題の早期発見と迅速な対応を行うようにしましょう。 量産立会いでは、以下のポイントを確認するといいでしょう。...
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製品開発スケジュール【製品開発プロセス④】
量産に至るまでには、様々な検証段階とサンプルが必要になります。中国メーカー側のサンプル評価スケジュールは事前に把握しておく必要があります。 台湾系メーカーであれば、検証プロセスは細かく分かれており、以下のようになっているところが多いです。 1. ES(Engineering...
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見積もり&予算【製品開発プロセス③】
ODMは非常に多くの費用を必要とするので、事前の資金調達方法をしっかり検討する必要があります。協力メーカーからの見積書に以下の内容が記載されていることを確認しましょう。 ①金型費 筐体の大きさやパーツ数量にもよりますが、日本円で500万~1,000万円ほど必要になる場合も...
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貨物輸送中にパレット荷崩れ
中国工場から日本に輸送するときは数十個のダンボールをひとつにまとめたパレット輸送が一般的です。 しかし、このパレットの積み方に問題がある中国工場が多く、注意が必要です。 このパレットの積み方がいい加減だったり不適切だと、輸送中のコンテナ内で荷崩れが発生することがあります。...
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パントーンの色が合わなかった理由
製品の筐体や印刷物の色は、パントーンという色見本帳をもとにして指示を出すのが一般的です。 しかし、中国側は「だいたい似た色ならOK」という認識なので、要求が厳しい日本側と色の再現レベルをめぐってもめることはよくあります。 ただ、その原因は思わぬところにあるかもしれません。...
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絶対に必要な「つくっていただく精神」
いまの中国メーカーは日本市場に興味がありません。 中国市場の1/10程度なのに品質にうるさく、利益につながりにくいためです。最近は日本からの受注を受けない中国メーカーも少なくありません。 中国では、顧客との間に上下関係がありません。あくまで、商品とお金を等価交換しているだけ...
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倉庫保管中に充電できなくなった
日本の倉庫で数ヶ月保管していた電子製品の一部が充電できなくなるトラブルが発生しました。 この製品はリチウムイオン電池(3.7V品)を搭載していましたが、このリチウムイオン電池が倉庫保管中に過放電状態になり劣化してしまったため、充電できなくなったことが原因でした。...
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中国製造で失敗するのは、こんな人
中国製造はトラブルの連続ですが、そのトラブルが解決できないと、最悪の場合はプロジェクトが中止して大失敗に終わる場合があります。 そんな中国製造で失敗する人には共通点があります。 以下は私が実際に目にしてきたパターンです。 1. 生産現場の現実を知らない...
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