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取説や箱データを勝手に変更


中国メーカーの既製品を仕入れる場合でも外箱カートンやギフトボックス、取扱説明書などは日本語化したり自社ブランド情報を入れるのが普通です。

これらのデータは日本側からAIなどで提供する必要があります。

「データをそのまま印刷するだけだから中国でも簡単」と思っていてはいけません。

実際の商品を見てみると、フォントや画像寸法が変わっていたり、文字が欠けていたりすることがあります。

中国では海賊版のフォトショップを利用しているところが多いので、バージョンが古いことが多く、最新バージョンのAIデータは開けないことがよくあります。

また、フォトショップを持っていない工場もたくさん存在します。

そうなると、日本側からもらったデータをあの手この手でなんとか開いて印刷することになります。

その過程で、データが崩れたりおかしくなったりするのです。

さらに、勝手に変更される場合も多く、得てして中国側は「データがおかしかったから気を利かして調整してやったぞ!」くらいの感覚です。

「提供データはアウトライン化してるから崩れるはずがない!」と思っていては危険です。

なぜかデータが変わってしまうのです・・・それが中国です。

中国側は日本語が読めないのでデータの異常に気付くことは少なく、そのまま量産出荷されることが非常に多いので注意しましょう。

可能であれば出荷前に印刷データの実物写真を中国側から送ってもらって、しっかり確認することをオススメします。

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