輸送中にネジがポロリ・・・


製品が中国から日本に到着するまで、船便であれば二週間程度の時間がかかります。

その二週間の輸送中、製品はずっと振動した状態です。

問題は製品が日本に到着したときに発覚しました。

製品を揺らすと製品内部から「カラカラ」と音が聞こえたのです。

製品を開けてみると、電源基板を固定していたネジが外れており、筐体内部に転がっていました。

中国出荷時はしっかりネジを締めたのですが、二週間の輸送中の振動でネジが少しずつゆるんで、最後には完全に外れてしまったのです。

このときはいくつかの悪条件が重なっていました。

1. ネジにワッシャーが取り付けられていなかった。

2. ネジの受け側が薄い鉄板だったため、ネジ全体をしっかり固定できていなかった。

3. 基板を縦方向に固定する設計だったため、ネジ自身の重みが緩む方向に作用していた。

すぐに対策として、ネジをワッシャー付きに変更して、さらにゆるみ止めの専用ボンド(ネジロック材)を塗布することで信頼性を上げました。

一般的にはこのようなトラブルは開発時の振動試験などで事前検証するのですが、検証台数が少ないこともあり、実際は信頼性試験で問題を発見することは難しいのです。

やはり、製品の設計や構造を事前にしっかり確認して、対応することが必要になってきます。

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