​信頼性試験設備がない工場は、新製品の評価能力が低いと考えられますので、注意が必要です。

信頼性試験設備とは、製品のバラつきや完成度を評価するときに使用する、いじわる試験用の設備です。

低温高温恒温槽、振動試験、落下試験、サビ試験、塗装ひっかき試験、UV経年劣化試験、スイッチ連続試験など、種類は様々です。

信頼性試験を行うタイミングは大きく分けて2つあります。

新製品開発でのサンプル評価段階

この場合は開発部が試験を行うので、設備は工場ではなく、開発部のオフィスに置いてある場合が多い。

量産段階での性能試験確認段階

初めて量産を行う新製品の場合など、工場でこの信頼性試験を行い、性能に問題がないかの最終確認を行います。IQCが担当する場合が多い。

いずれも、新製品開発において重要なポイントになりますので、ぜひ確認してみてください。

また、客にアピールするために信頼性試験設備はあるが、実際ほとんど活用されていない場合もありますので、注意しましょう。

-「工場監査のポイント⑮」につづく-

​IQCの仕事がいい加減であれば、不良品を作り出してしまうだけでなく、生産計画に大きく影響を与えてしまいます。

部品材料の受入検査を行うIQC(Incoming Quality Control)部門は、不良部品を生産ラインに入れさせないという重要な役割があります。

IQCでは、事前に準備した検査指示書と現品サンプルをもとに、検査用の設備や冶具を用いて、正確で定量的な検査が必要です。

そして、検査結果は記録に残し、問題があれば早急にサプライヤーに返品するなどして、生産スケジュールへの影響を最小限に抑える必要があります。

ところが、IQCに検査指示書、現品サンプル、冶具などがなければ、不良品を見つけるのは困難になってしまいます。

結果的に生産ライン上で組立てる段階になってはじめて不良品が見つかることになり、生産ラインに影響が出るだけでなく、その段階でサプライヤーに返品しても、すでに遅く、納期遅延につながります。

IQCで不良を見つける仕組みや設備があれば、生産スケジュールへの影響を最小限に抑えることができますので、ぜひ確認しましょう。

-「工場監査のポイント⑭」につづく-

​部品倉庫や完成品倉庫には意外な落とし穴があるので、しっかり確認しましょう。

たとえば

部品倉庫

電子部品の温湿度管理ができていない → 部品不良につながります。

入出庫管理ができていない → 在庫数量の把握が困難になります。

滞留部品の定期検査がない → 部品の劣化などを見逃してしまいます。

完成品倉庫

日光、温湿度管理ができていない → ダンボールの変色や変質につながります。

積荷高さ制限がない → 荷崩れによる損傷の危険性があります。

鍵を閉めて管理しない → 盗難の可能性があります(中国では日常)。

などなど

生産現場の品質管理が行き届いた工場は、倉庫管理もしっかりしています。

ぜひ確認してみてください。

-「工場監査のポイント⑬」につづく-

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