細かい部品指定をしない
設計を中国に委託した場合は部品選定も任せましょう。
中途半端に日本側から部品指定をしたりすると、ロクなことになりません。
中国は偽物の部品や品質の悪い部品が多いため、基板設計の会社は信頼できる部品の入手ルートを構築しています。
設計を任せるならば、彼らが入手しやすい部品を彼らに決めてもらう方が安全なのです。
中途半端に日本側から部品指定をすると、中国で入手が困難な海外製部品であったり、偽物であったりする場合があるのです。
「日本で部品を準備して中国に送ればいいのでは?」と思うかもしれませんが、中国に電子部品を大量に発送するのは容易ではありません。
また、あなたが部品を指定することで、品質トラブルや納期遅延が起こったりすれば中国側はあなたに責任をおしつけてくるでしょう。
このような無駄なトラブルを避けるためにも、中国に設計を任せた場合は、中国側に責任をもって部品選定も任せましょう。