確認作業を任せない
「念には念を」
そんな言葉から程遠いのが中国人の仕事です。
人に迷惑をかけたくないと考える日本人は、自分の仕事に間違いがないかしっかり確認します。間違いがあれば、関係者や顧客に迷惑がかかるからです。
一方、中国人は自分の仕事に対するプライドはありますが、他人への迷惑は考えません。
そうなると、自分の仕事に自信があるため「間違っているわけがない」と考えます。
自分の仕事は間違っていないと考えているので、確認作業などしないのです。
このような文化なので、日本から何度も確認の指示を出しても、間違いやミスが頻発します。
実際の量産検品では「ちょっと確認すればすぐわかること」ばかりのトラブルが非常に多いです。
このようなトラブルを防ぐためには、確認作業を中国側に任せずに、顧客である日本側が必ず自分で確認する必要があります。
細かいことでも、写真などを送るように指示をして自分で確認するようにしましょう。
絶対に「これくらい簡単な確認は中国側に任せてもいいだろう」と考えてはいけません。