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中国で三現主義がたいせつなワケ

  • 執筆者の写真: JAINAL SERVICE LIMITED
    JAINAL SERVICE LIMITED
  • 2016年1月15日
  • 読了時間: 1分

更新日:6月19日

ものづくりの現場で「三現主義」はとても重要です。

三現主義とは「思い込みや勘違いを排除して、現場、現物、現実だけにもとづいて対処していく」という考え方です。

もともと、日本の製造現場で広まった考え方ですが、中国でのOEM/ODM製造でも重要な考え方です。

中国人の仕事は、日本人と違い、かなり大雑把なので、いたるところにミスやトラブルが発生します。

さらに、事実と解釈を混合する場合が多く、勘違いや思い込みの間違った解釈を事実のように顧客に伝えてくる場合があるので、言われるままを信じていると、大混乱や大失敗に見舞われます。

なにが事実なのかを確認するために、やはり「現場」に行って、「現物」を見て、「現実」を知ることが重要になります。

例えば、中国メーカーに不具合の分析を依頼しても「再現しない」「問題ない」「直せない」などあたかも事実確認したかのような回答が返ってくる場合があります。

しかし、実際に現場に行くと、そもそも不具合分析をしていない、分析の方法がわかっていない、ということはよくある話です。

解釈をあたかも事実のように伝えてくるのはよくありますので、中国製造では、ぜひ「三現主義」を忘れないようにしましょう。

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