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信頼性試験設備【工場監査のポイント⑭】

​信頼性試験設備がない工場は、新製品の評価能力が低いと考えられますので、注意が必要です。

信頼性試験設備とは、製品のバラつきや完成度を評価するときに使用する、いじわる試験用の設備です。

低温高温恒温槽、振動試験、落下試験、サビ試験、塗装ひっかき試験、UV経年劣化試験、スイッチ連続試験など、種類は様々です。

信頼性試験を行うタイミングは大きく分けて2つあります。

新製品開発でのサンプル評価段階

この場合は開発部が試験を行うので、設備は工場ではなく、開発部のオフィスに置いてある場合が多い。

量産段階での性能試験確認段階

初めて量産を行う新製品の場合など、工場でこの信頼性試験を行い、性能に問題がないかの最終確認を行います。IQCが担当する場合が多い。

いずれも、新製品開発において重要なポイントになりますので、ぜひ確認してみてください。

また、客にアピールするために信頼性試験設備はあるが、実際ほとんど活用されていない場合もありますので、注意しましょう。

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