量産モニタリング【量産立ち上げプロセス③】

PP(プリプロダクション)で問題をあぶり出して、工場側と対策方法をしっかり話し合っても、実際の量産に対策が適用されなければ意味がありません。
量産の作業方法などが変更される場合は、開発部、品質管理部、生産管理部、製造部など様々な部門が関係してきます。
開発部と対策方法を話し合っても、現場の製造部まで伝わっていなければ量産に適用されません。
どこで情報伝達が間違えるがわかりませんので、話し合った対策案が実際の量産に適用されているか、生産ラインでモニタリングする必要があります。
間違いや問題があれば、その場ですぐに指示をして改善してもらいましょう。
生産が安定しても、作業員が交代したときなどにまた問題が出る場合がありますので、油断は禁物です。
三現主義(現場・現物・現実)を基本に、定期的に抜き取り確認した方がいいでしょう。