不良品識別管理【工場監査のポイント①】



​不良品識別管理がしっかりできていない工場は、不良品流出の可能性が高いので要注意です。

不良品識別管理とは、不良品が良品と混在しないように、不良品置場に置いて明確に分ける管理方法のことです。

この不良品識別管理がしっかりできていないと、せっかく見つけた不良品が誤って良品に混ざってしまう可能性があります。

では、不良品識別管理ができていない工場では、具体的にどうなるかというと

1. 不良品を見つけても置場がない

  ↓

2. 適当な場所に置く

  ↓

3. 何も知らない別の作業員が持ち去る

  ↓

4. 良品として生産ラインに再投入される

  ↓

5. 梱包出荷される

そんなこと起こるのか?と思う人もおられるかもしれません・・・それが、起こるんです。

生産現場というのは、数十人、数百人の人間が一斉に行う共同作業なので、息の合った連携プレーがとてもに重要になります。

ちょっとした連携プレーのミスが大きなトラブルにつながるので、生産現場での勘違いやミスの可能性はできるだけ排除しなければなりません。

そのためには、まず不良品に対しては誰が見てもわかるような明確な標示が必要なのです。

いつまで経っても不良率が下がらないという工場の多くが、この不良品識別管理ができていません。

不良品を見つけたら、まず良品と混ざらないように明確に分けて管理する、というのが、不良品流出を防ぐ第一歩になります。

工場監査のときは、ぜひこの不良品識別管理をチェックしましょう。

-「工場監査のポイント②」につづく-

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