中国人とビジネスをするときは即断即決が重要です。

スピードを重視する中国人にとって、即断即決ができない人は仕事ができない人と同じです。

話し合いの席で「本社に持ち帰ってからお返事します」などと言おうものなら、「判断ができない人=話をする意味がない人」と思われます。

以降、あなたは相手にされなくなります。

商談だけでなく、製造現場でのトラブル対応も同じです。

生産を停める? 暫定対策はどうする? 作ってしまった製品はどうする? 不良の基準をどう決める?

もし、あなたが客として生産現場に立ち会っていれば、上記のことを即断即決しなければなりません。

FOXCONNレベルの工場であれば、品質管理システムとトラブル発生時の対応マニュアルができているので、客に判断を仰ぐことはありません。

しかし、ほとんどの中国工場は「客がOKならOK」という考えなので、現場のトラブルの判断を客に委ねます。

「量産を見学しにきただけなのに、なぜ私にばかり聞いてくるんだ!責任者はいないのか!?」

という気分になるかもしれませんが、工場側からすればあなたが責任者です。

少しでも優柔不断な態度をとれば相手にされなくなり、指示を出しても聞いてくれなくなります。

中国人と面と向かって仕事をするときは優柔不断な態度をとらずに即断即決するようにしましょう。

そうすれば「この人は仕事ができる」と信頼され、あなたの意見を聞いてくれるようになりますので、ビジネスがスムーズに進みます。


「念には念を」

そんな言葉から程遠いのが中国人の仕事です。

人に迷惑をかけたくないと考える日本人は、自分の仕事に間違いがないかしっかり確認します。間違いがあれば、関係者や顧客に迷惑がかかるからです。

一方、中国人は自分の仕事に対するプライドはありますが、他人への迷惑は考えません。

そうなると、自分の仕事に自信があるため「間違っているわけがない」と考えます。

自分の仕事は間違っていないと考えているので、確認作業などしないのです。

このような文化なので、日本から何度も確認の指示を出しても、間違いやミスが頻発します。

実際の量産検品では「ちょっと確認すればすぐわかること」ばかりのトラブルが非常に多いです。

このようなトラブルを防ぐためには、確認作業を中国側に任せずに、顧客である日本側が必ず自分で確認する必要があります。

細かいことでも、写真などを送るように指示をして自分で確認するようにしましょう。

絶対に「これくらい簡単な確認は中国側に任せてもいいだろう」と考えてはいけません。


前回ブログに書いたように、中国人は目の前にいる客の対応が最優先です。その次に電話、チャット、メールの順番で優先度が下がっていきます。

あなたが中国メーカーに訪問して、現地で手厚い歓迎と熱烈な対応を受けたとしても安心してはいけません。

「これなら安心。後は彼らに任せて、我々は帰ろう」

彼らの前から姿を消した瞬間に、中国人のあなたに対する優先度は一気に下がります。

日本に帰ってから「返事がない、期日どおりに仕上がらない、現地ではあんなに熱心だったのに!」となるのです。

こんな風にあなたがイライラしているとき、彼ら中国人は現地で別の客の熱烈対応をしていることでしょう。

中国メーカーにしっかり仕事をしてほしいときは、客側もしっかりアピールしなければなりません。

・可能な限り現地に訪問して任務が完了するまで帰らない

・帰らざるを得ない場合は、あとから電話で催促をする

・チャットで逐一状況を確認して、コミュニケーションをとり続ける

などは必須です。

メールしか出さない客は、中国人にとって「あまり急いでいない優先度の低い客」と認識されてしまいます。

中国では、顧客の立場は高くなく対等である、と考えましょう。

あなたが中国メーカーを選ぶのと同じく、中国メーカーも客を選ぶのです。

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